FPたーたんです🌸
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
今回もシングルマザーがもらえる手当についての基礎知識を含めてお話していきたいと思います。
こちらのブログではひとり親の方、離婚を考えている方…などのお金に対する不安を少しでも取り除けるような内容を発信しています。
もちろん、そうでない方も大歓迎!
お金の不安を少しでも無くして、自由に生きれる人生を目指していきましょう!
この投稿が良かったと思われたらフォローと拡散💗をお願いいたします。
知らないと損をする!母子手当を最大限に生かす裏ワザ
恥ずかしながら…
たーたんは離婚に対する知識もほとんどなく、シングルマザーになりました。
今から思うと恐ろしいです。
知識が無いともらえるものももらえなくなってしまいます。
数々の失敗の中で自分で知識をつけて最大限手当を生かしましょう。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
シングルマザーになったとき、母子手当の申請方法すらよくわかりませんでした。
『手当ってどれくらいもらえるかな…』
『申請ってどうすればいいんだろう…』
不安いっぱいですよね。
とにかく調べて電話で聞いて…という事を繰り返しました。
いろいろ調べていくうちに
制度を知ることで、受け取れる手当が増えたり、支給額がアップすることがある…
また、ひとり親ならではの活用できる制度も知りました。
その事についてお話をしていきたいと思います。
税制優遇をフル活用!賢く手当を受け取ろう!
ここ昨今、政治家さんたちが「103万円の壁」とか「社会保険料の106万円の壁撤廃」とかいろいろと話題になっていることが多いですが…
日本はとにかく至る所で税金がかかり、税金が高い…!!
節税をしていない人はとにかく税金をめちゃくちゃ支払っているのです。
給与明細から勝手に支払われているので、痛みを感じにくくさせていますが、もしも実際に毎月の給与の約20%をコンビニや銀行窓口に支払う仕組みになったら…??
年収・約300万×約20%(税金)=約60万…
高っ…
年収の約20%が税金で引かれるという事は週5日のうち1日は税金を支払うために働いているような感じになります。
😨😨😨
払わない人…出てきそうですよねw
税金の話はとても奥深くこの記事ではとてもお伝えできないところがあるので今回は税制優遇を使って賢く手当を受け取れる方法をお伝えしていこうと思います。
iDeco(個人型確定拠出年金)
皆さん、iDeCoはご存じですか??
個人型確定拠出年金と言い、
自分で積み立て運用し、将来の年金として受け取れる私的年金制度です。
毎月決まった額を積み立て、運用先(投資信託)を自分で選ぶことができ、3つの税制優遇があります。

iDeCoの大きなメリットは税制優遇です!
① 掛金が全額所得控除 → 所得税・住民税の負担が減る
② 運用益が非課税 → 通常20.315%の税金がかからない
③ 受取時も税優遇 → 年金方式なら公的年金等控除、一時金方式なら退職所得控除が適用
(2025年の税制大綱で変更点あり・注意が必要です。個別ケースあり)
① 掛金が全額所得控除
給与所得から控除されます。
例:ひとり親 給与所得控除後の給与130万円 お子さんひとり
iDeCo加入毎月 10000円とした場合…
130万-(年間12万)=給与所得控除額 118万
一部支給額=45490-(118万-107万)×0.025=42740円
iDeCoに加入することで控除される金額が大きくなります。
すると、給与所得控除後の金額が少なくなるのです。
給与所得が小さくなると、手当は増える…そういう計算になります。
② 運用益が非課税
投資というと今までは特定口座で株や債券などを購入して運用すると約20%の税金がかかっていました。(20.315%というのは面倒なので約20%にします。)
ところが、iDeCoには投資運用期間中の運用益(利益)は非課税です。
掛け金は税金を優遇してくれて、運用利益は非課税…🌟
ここは嬉しいポイントですね!
③ 受取時も税優遇 → 年金方式なら公的年金等控除、一時金方式なら退職所得控除が適用
こちらに関してですが…
2025年の税制大綱により退職所得控除とiDeCoの受け取りの税金対策が難しい所です。
気になる方はFPたーたんのように「保険を売らないFP」にご相談いただくのが良いと思います。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

iDeCoにはデメリットもあります。
次に、iDeCoのデメリットも見て行きましょう。
iDeCoと言ってもやはり運用する…という事ですから運用次第で受け取る資産額が変わってしまいます。
リスク許容度もあるのでそこはしっかりと知識を入れて投資先を選ぶこと!
そして活用することに注意しましょう。
『儲け話には罠がある!!』
このことは肝に銘じておきましょう!
もう一つは60歳まで引き出せない事です。
例えば…教育資金が必要になった時、病気になってしまった時…
そのような流動的な資金が必要になったしまうと引き出せないので注意が必要です。
ただ、決まった金額を毎月積み立てて老後資金に役立てたい方、
貯蓄が苦手な方、職場に退職金がない方…そういった方にはおすすめです。
詳しくは厚生労働省のパンフレットもご参考にしてください。
iDeCoパンフレット等のご案内|厚生労働省
医療費控除
医療費控除を申請したことはありますか?
ざっくりですが、年間で10万円以上の医療費がかかった場合…
10万円を超えた分が控除の対象になります。
一例ですが…
入院時の治療費以外の食事代、通院に使った交通費・鍼灸・柔道整復師などに支払ったお金・自費の矯正(治療が必要と判断されたもの)になります。
美容整形は対象外。
あくまでも治療が必要と判断されたもの…と思った方が良いですね。
意外と医療費が高額になっていたにも関わらず確定申告をしていなかった…なんてこともあります。
病院に行ったときに自費で負担した領収書・タクシー代等もきちんと残しておきましょう。
詳しくは国税庁HPまで
医療費を支払ったとき|国税庁
ふるさと納税
自治体に寄付すると、実質負担2,000円で返礼品をもらえ、住民税・所得税の控除が受けられます。
正確にお話をすると「ふるさと納税」をしたから節税になる…という事ではありません。
ここは解釈として少しだけ注意が必要です。
税金そのものを減らす…という事ではなくて
「寄付」をして税金を支払い、その代わりにお礼品を頂く…ということになります。
普通に税金徴収をされていたのであれば、ただ持って行かれているだけ…となりますが、
ふるさと納税をすると地方の美味しいお米や果物・お肉…などを頂けます。
税金の視点を変えると
ただ取られるだけか、税金は取られたけどお礼品を受け取ることができるか…によって
見方が変わるので、ふるさと納税もおすすめです。
ふるさと納税は控除の上限額は年収・家族構成によって違うので簡単シュミレーションを使うと便利ですよ💗
ふるさと納税の控除上限額(限度額)がわかるシミュレーション&早見表 | ふるさと納税サイト「さとふる」
自治体独自の制度を活用する
厚生労働省HPにも書かれていますがひとり親にはたくさんの事業があります。
🌸「母子家庭等就業・自立支援事業」
🌸「ひとり親家庭等日常生活支援事業」
🌸「ひとり親家庭等生活向上事業」
🌸「ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業」
🌸「母子・父子自立支援プログラム策定事業」
🌸「ひとり親家庭への総合的な支援のための相談窓口の強化事業」
🌸「子育て短期支援事業」の7事業
引用:厚生労働省 ひとり親家庭への支援施策に関する事例集(平成29年3月)
他にも東京都福祉局では
「シングルママ・シングルパパ 暮らし応援ナビ」というHPもあります。
引用:厚生労働省 ひとり親家庭への支援施策に関する事例集(平成29年3月)
こちらのHPでは児童扶養手当関係の給付金制度についても掲載があります。
その他にも「養育費確保のための支援」としての区の自治体の連絡先等の記載があり自分の用途に応じた内容が調べやすくなっています。
シングルママ・もちろんパパのための情報が掲載されているので、情報として使ってい見ることをおすすめします。
併用可能な手当も申請する
受験生(中学3年生・高校3年生)のお子さんをお持ちのシングルさんであれば、教育費(塾代等)の経済的な心配も大きくなりますよね。
個人指導塾等であれば、塾代も高額となります。
こちらは「DIAMONDO online」に掲載せれていた記事です。
中学生の塾代の平均はいくら?
文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、1円以上塾代を支出した家庭の平均は次の通りです。中学3年間での総額(平均)は約63万5,000円で、1年あたり約21万1,500円支出していることになります。
平均費用 | 公立学校 | 私立学校 | |
---|---|---|---|
中学1年生 | 約14万円 | 約15万6,000円 | 約12万7,000円 |
中学2年生 | 約19万円 | 約20万4,000円 | 約18万1,000円 |
中学3年生 | 約30万5,000円 | 約39万円 | 約22万円 |
3年間の合計 | 約63万5,000円 | 約75万円 | 約52万8,000円 |
※文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」
引用:中学生の塾の料金はいくらくらい? 平均費用や相場を個別指導塾・集団塾別に解説 | ダイヤモンド教育ラボ
中学生、高校生になると途端に教育費、特に塾代がお金がかかってきます。
シングルにはかなり厳しい現実となってきます。
そして、教育費はインフレ率に影響されやすいという事があります。
ですのでこういった出費をどうにか押させるためにも制度を調べて詳しくなっておくことが必須になってきます。
お金がないために進学を諦める…そういったことが無いようにしてあげたいですよね。
まとめ:シングルマザーが安心して暮らせる未来へ
これまでのブログ記事を通じて、シングルマザーとしての生活や家計管理についてさまざまな視点からお話ししてきました。
子どもを育てながらの家計管理は決して簡単ではありませんが、適切な情報を知り、計画的に行動することで、将来への不安を減らすことができます。
本ブログでは、
🌸シングルマザーが利用できる支援制度の紹介
🌸貯蓄や投資を活用した将来の資産形成のヒント
🌸毎日の生活で役立つ家計管理のコツ
🌸子どもの教育資金の準備方法
などをお伝えしてきました。
これからも、「たーたんのぽけっと」では、シングルマザーが自立し、安心して暮らせるための情報を発信し続けます。
お金のことに不安を感じるのは決して悪いことではなく、それをどう乗り越えるかが大切です。
一歩ずつ、自分に合った方法で家計を整え、少しでも心にゆとりを持てる生活を目指しましょう。
今後も、みなさんの悩みや疑問に寄り添いながら、役立つ情報を提供していきます。
気になることや知りたいテーマがあれば、ぜひコメントやお問い合わせで教えてください。
一緒に学びながら、より良い未来を築いていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします♪